30 December 2012

ブルキナの車窓から


Bonjour:-)

こんにちは、村川真一です。

先日、ブルキナ第3の都市"Koudougou"に汽車に乗って行ってきました。

今日はそのレビューを書きます。



■基本情報

ブルキナの首都Ouagadougouと、コートジボワールの首都Abidjanを結んでおり、
乗客が乗れる列車は、OuagadougouとAbidjanを週に3往復しています。

OuagadougouからAbidjanに向かう場合、、、

07:30(Ouagadougou)

09:30(Koudougou)

14:30(Béréba)

18:00(Bobo-Dioulasso)

深夜(ブルキナとコートジボワールの国境)

次の日の夜(Abidjan)

という感じで、丸2日かかります。


気になる運賃ですが、
Ouagadougou → Koudougou:1,000 FCFA
Béréba → Bobo-Dioulasso:1,000 FCFA
Ouagadougou → Abidjan:25,000 FCFA
です。

これらは全て2等車の運賃で、1等車はかなり高いため調べていません。



■車内の様子

列車は1等車と2等車があり、
1等車はふかふかシートで冷房&テレビ付きですが、
2等車はプラスチックの堅いシートで扇風機しか付いていません。

シートピッチがかなり広く、脚が自由に伸ばせて、とっても快適ということに加え、
最近は乾季で気温が低いので(朝晩25℃→昼35℃)、
2等でも半日~1日の移動なら大丈夫かなという印象です。


(2等の車内の様子)


そして、何と言ってもコートジボワールのビールが車内で飲めます!!

一番前を走る1等車とその後ろに続く2等車の間に喫茶コーナーがあるのですが、
そこでコートジボワールのビールが飲めます^^

日本のビールに近い味ですが、
ブルキナの水のように薄いビールに慣れてしまっているので、相当濃く感じます。



■車外の様子


これは、『世界の車窓から ~ブルキナ編~』ではなく、
OuagadougouからKoudougouに向かうときの車外の様子です。

南に向かうにつれて降水量が増えるので緑が多くなっていきます。

とはいえ、今は乾季なので大地はかなり乾燥しており、
雑草は乾燥しきっています。



□最後に

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

船舶コンテナを載せた列車は毎日のように行き来しており、
海運世界最大手のMaersk社のコンテナも目にします。

ブルキナファソは内陸国ですが、
海と線路を通じて他の国とつながっていると感じます。

ではでは。

Au revoir:-)