29 December 2012

フランス語の辞書について

Bonjour:-)

こんにちは、村川真一です。

今日はフランス語の辞書について書きたいと思います。



■普段使っている辞書3冊

普段使っている辞書は、
『Oxford Hachette French Dictionary』
『Le Robert Junior Poche』
『Le Robert Dictionnaire des Synonymes et Nuances』
の3冊です。


1)『Oxford Hachette French Dictionary』

協力隊で西アフリカのフランス語圏に行くと決まってから、最初に買った辞書です。

"日本語⇄フランス語"よりも"英語⇄フランス語"の方が、
ニュアンスや言い回しが近いのではないかと思い、この辞書にしました。

フランス語→英語、英語→フランス語に加え、
フランス語の文化に関する記述や手紙の書き方等が載っています。


2)『Le Robert Junior Poche』

駒ヶ根の訓練所にいるときに、語学教師に勧められて買った辞書です。

対象年齢8~11歳という小学校高学年用の仏仏辞書なので、
言葉の定義が非常に分かりやすいです。

例えば、hôpital(病院)の定義は、
Établissement dans lequel on soigne et on opère les malades et les blessés,
et où les femmes peuvent accoucher.
(病気やケガの治療や手術ができ、女性が子どもを産むことが出来る施設)
で、ほとんど知っている単語で簡潔に定義されています。

また、同意語、反意語、同音異義語なども記載されています。

ちなみに、収録語数は約20,000語で、これらの単語を自在に使いこなせれば、
専門用語を使わないシチュエーションだと、全く問題無い思います。



3)『Le Robert Dictionnaire des Synonymes et Nuances』

ブルキナファソに来てから買った辞書です。

同じような言い回ししか使っていないことに気付いたので、
同意語&ニュアンスに的を絞った大人用の仏仏辞書を買いました。

"beau"と"joli"と"mignon"のニュアンスの違いのように、
フランス語を母国語としている人は自然と使い分けているけれど、
それ以外の人にとってはよく分からない単語の違いについての解説が非常に便利です。



■辞書3冊の使い分け

『Le Robert Junior Poche』
↓↑
『Le Robert Dictionnaire des Synonymes et Nuances』

『Oxford Hachette French Dictionary』


辞書3冊の使い分けは上のような感じです。

下に詳しく書きます。



話しているときや文章を読んでいるときに分からない単語が出てきたら、
まず『Le Robert Junior Poche』で調べます。

その定義中に分からない単語が出てきたら、
さらに『Le Robert Junior Poche』で調べます。

大まかな意味がつかめるまでそれを繰り返します。


大まかな意味がつかめると、
『Oxford Hachette French Dictionary』を使用して、
それが正確かどうかを確認します。


その後、『Le Robert Junior Poche』に記載されている同意語や反意語のページを引き、
それらの定義を読みます。

定義中に分からない単語が出てきたら、さらに調べます。


最後に、一番最初に分からなかった単語を、
『Le Robert Dictionnaire des Synonymes et Nuances』で調べます。

そこに出てきた単語やイディオムで知らないものがあれば、
『Le Robert Junior Poche』で調べます。


ということを、時間が許す限りやっています。



□最後に

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

『Le Robert Junior Poche』
『Le Robert Dictionnaire des Synonymes et Nuances』
の2冊は常にカバンに入れて持ち歩いています。

友達と話すときなどに仏仏辞書があれば、
分からない単語を一緒に探して、一緒に学習することができるので、
とっても素敵だと思います☆

ではでは。

Au revoir:-)