31 December 2012

『Le thé chinois』の楽しみ方


Bonjour:-)

こんにちは、村川真一です。

今日は、『Le thé chinois』と呼ばれているお茶の楽しみ方を書きます。



■必要なもの

ブルキナで『Le thé chinois』と呼ばれているお茶を楽しむためには、
以下のものが必要です。

・鉄製の急須:最低1つ(2つあればベター)
・鉄でできた炭入れ:1つ
・木炭:適量
・茶葉:1箱
・ショットグラス:人数分
・マグカップ:2つ

これらをそろえると、『Le thé chinois』が楽しめます。

以下で、作り方と飲み方を書きます。



■作り方

1)木炭の着火→水を湧かす→茶葉の投入

まず、木炭に着火します。

その際、着火している木炭を少し入れて、
写真の鎖部分を持ち、くるくる回転させると素早く着火させることが出来ます。


次に、水を湧かします。

井戸から汲んできた水を急須いっぱいに入れて、木炭の上に置いて湧かします。


水が湧いたら、茶葉を1箱分投入します。



2)急須とマグカップの往復

ぐつぐつ煮立ったら、大量に砂糖を入れたマグカップの中にお茶を注ぎます。

その際、急須とマグカップに高低差を付けることで、
お茶を強制的に泡立てることがポイントです。




次に、急須の中から茶葉を取り除き、急須を空にします。
急須が2つある場合、別の急須に移すと後の動作がスムーズです。


そして、マグカップと急須に高低差を付けながら、
お茶をマグカップから急須に移します。

急須→マグカップ、マグカップ→急須、急須→マグカップ、、、
これを数十回繰り返すことで、お茶がドンドン泡立つだけでなく、
濃いお茶と大量の砂糖が混じり合います。


お茶と砂糖が混じり合い、十分に泡立ったと思ったら、
急須の先からお茶だけをマグカップに注ぎます。

そして、泡は別のマグカップに移します。
その際、急須のフタ部分から移すと、泡を全て移しきることが可能です。


マグカップのお茶を、泡が無くなった急須に再度移し、木炭の上で熱します。

ぐつぐつ煮立つとお茶の完成です。



■飲み方

まず、マグカップからショットグラスに泡を適量注ぎます。

次に、急須のお茶をショットグラスに注ぎます。

この際、急須とショットグラスに高低差を付けることで、
さらに泡立てることがポイントです。




こうして出来上がったお茶を、「ずー」っと音を立てながら飲みます。

というのも、お茶が高温のため、空気と混ぜながらでないと飲めないからです。


飲みきって、ショットグラスをお盆に返却すると、
そのショットグラスにさらにお茶を注いで別の人にサーブされます。

それを繰り返し、その場にいる全員がお茶を飲むと、お茶会の終了です。



□最後に

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

『Le thé chinois』は、単純にお茶を楽しめるだけでなく、
その場にいる人との会話も楽しむことが出来るので、とってもお勧めです。

私もお茶セットを買おうかと計画しています。

ではでは。

Au revoir:-)