04 March 2013

電化されていない地域での生活について

Bonjour:-)

おはようございます。村川真一です。

昨年10月から我が家のバッテリーが故障して電気が使用できなかったのですが、
ようやく新バッテリーを購入し、電気が使用できるようになりました。

ということで、電化されていない地域での生活を紹介します。



■電気を利用するために必要なモノ

電気を利用するためには、
・ソーラーパネル
・バッテリー
・インバーター
の3つが必要です。


1)ソーラーパネル


太陽光から電気を生み出すためには、まずはソーラーパネルが必要です。

A4サイズからA0サイズまで多様なサイズがありますので、
使用目的やお財布と相談しながら購入します。

ちなみに、写真の屋根の左上にあるものがソーラーパネルです。


2)バッテリー


ソーラーパネルで生み出した電気を貯めておくために、バッテリーが必要です。

これもソーラーパネルと同様に多様なサイズがありますので、
使用目的に応じたものを購入します。


3)インバーター

ソーラーパネルで生みだし、バッテリーに貯めている電気は直流です。
が、一般的な電化製品のコンセントは交流です。

ということで、電気を直流から交流へ変換するインバータが必要です。

とはいえ、電化製品はACアダプター等で交流から直流に再度変換しているので、
ACアダプター等を改造してバッテリーを電化製品に直接繋げる方法もあります。



■住民の所有率

どれくらいの人が、上の3点セットを持っているかというと、
サイズによるかなという印象です。

A0サイズほどある巨大なソーラーパネルだと、
飲み屋(村に3軒)や大きな家(村に5つくらい)にしかありません。

携帯の充電と小さなLED照明を利用するためのソーラーパネル+バッテリーだと、
10軒に1軒くらいの割合で保有しています。



■ソーラーパネル+バッテリーが無い家の生活

ソーラーパネル+バッテリーがあると、それらのサイズにもよりますが、
電化されている地域とほぼ同じ生活が可能です。

では、それらが無いとどのような生活になるのでしょうか?

以下では、生活に絶対に必要なモノから無くても困らないモノまで分類してみました。


1)生活に絶対に必要なモノ

・携帯:近所のカフェ(キオスク)で1回100FCFAで充電してもらいます
・夜(炊事等):懐中電灯の明かりで炊事等をします


2)生活に無くても良いけど、あると素敵なモノ

・テレビ:近所のカフェ(キオスク)や衛星放送を視聴できる場所で視聴します


3)生活に無くても、それほど困らないモノ
・冷蔵庫、ラップトップなどなど:使いません



まとめると、村での生活に電化製品はあまり必要ないということになります。

絶対に必要なのは、知人等との連絡に必要な携帯電話くらいでしょうか?


とはいえ、1度電気のある生活を経験してみると、電気の無い生活はなかなか大変です。

特に夜はほとんど何もすることが出来ないので、大変でした。。。



□最後に

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

私の任地は、2014年度中に電化されることが決定しています。

電気が無いところに、電気が来る。
そのことで、村の人の生活がどう変化するのか、メチャクチャ興味があります。

ではでは。

Au revoir:-)