25 April 2013
ブルキナファソの主食《トー》
Bonjour :-)
おはようございます、村川真一です。
今日はブルキナファソの主食《トー》を紹介します。
■作り方(トー)
まず、トウモロコシを粉末状にしたものに水を加え、
トロトロになるまで撹拌します。
次に、大量のお湯を沸かします。
お湯が煮立ったら、
トロトロに溶かしたトウモロコシパウダーを加えます。
その際、卵スープを作るときの溶き卵のように加えます。
そして、それを木の棒でかき混ぜまず。
水がどんどん蒸発して無くなっていくので、
かき混ぜるのもどんどん大変になっていきます。
そこは気合い!でかき混ぜます。
良い感じに固まってきたら、
木のスプーンですくって他の鍋に移します。
手で食べられる程度に冷ましたら、トーの完成です。
■作りかた(ソース)
これはソースの内容によって変わってくるのですが、
とっても簡単に言うと、以下のようになります。
バオバブの葉やオクラを切り刻んで、水を加えて、調味料を加えて、
食べ頃になるまでかき混ぜる。
作る人によって作り方が若干違いますが、
ざっくり書くと、こんな感じです^^
■食べ方
トーを手(もしくはスプーン)でちぎって、ソースを絡めて食べます。
ただ、それだけです。
トーが非常に熱い、スプーンが各家庭に普及してきた、などの理由から、
最近では村落部でも、手よりもスプーンで食べる方が多くなってきています。
とはいえ、やはり1度は手で食べたいものです。
■最近の傾向
ブルキナファソの主食であるトーですが、
首都ワガドュグや村落部の若年層の間では、パスタやご飯が人気です。
というのも、
パスタやご飯の方が、調理時間が短い、力を入れてかき混ぜる必要がない、
といった調理上の利点があることに加え、
《外国っぽくてオシャレ》という心理的な理由もあるようです。
とはいえ、
・パスタやご飯はそれ自体の価格が高く、調理に必要な野菜(高価)もトーより多い
・パスタやご飯は調理に大量の水が必要
という理由に加え、
「やっぱりブルキナの主食はトーでしょ!!」という祖国愛?のようなものもあって、
村落部の一般家庭では、ほぼ毎日トーを食べています。
□最後に
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ブルキナに現在派遣されているボランティアの中で唯一《村》で暮らしている私ですが、
トーを食べる機会は他のボランティアよりも圧倒的に少ないと思います。
というのも、友人の家にお邪魔して食事を食べることがほぼ無く、
自炊したり、友人を自宅に招待して日本食を振る舞ったり、
友人がやっているカフェで食事を摂る機会が多いので。
とはいえ、ブルキナにいるからにはやっぱりトーを食べたい!と数ヶ月に1回は思うので、
そのときは友達の奥さんにトーを作ってもらっています^^
ではでは。
Au revoir :-)