こんにちは、村川真一です。
今日はエチオピアの主食インジェラを紹介いたします。
まずは、作り方です。


イネ科のテフの粉を水で溶いて3日間発酵させたものを、熱した陶器の焼き機に広げて、蓋をして焼きます。

すると、クレープのようなものが焼き上がります。これがインジェラです。

地面で焼くと腰が痛くなるので、キッチン台のようになっている焼き機もあります。
そして、食べ方はというと、、、


写真のように調理した肉を、一口大にちぎったインジェラでクルクルっと巻いて、
お好みで七味トウガラシのような辛子をつけて、パクッと食べます。
口に入れた瞬間にインジェラの酸っぱさを感じ、つぎに辛子の辛さを感じます。
そして、噛めば噛むほど肉の旨みが溢れ出てきます。
一口で様々な味覚を楽しめる。
これはエチオピアの主食であるインジェラの強みだと思います。
□最後に
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
サブサハラアフリカではトウモロコシやキャッサバの粉をお湯で練り上げたものをよく食べます。
ウガリ(ケニア)、シマ(ザンビア)、ポショ(ウガンダ)、トー(ブルキナファソ)など、
国によって名前は異なりますが、作り方や食べ方は似ています。
その中で、このインジェラ。圧倒的に個性的です。
作り方、食べ方、味。どれをとっても他に似た食べ物がありません。
どうして発酵させようと思ったのか?
どうしてクレープのように焼こうと思ったのか?
インジェラを考え出したエチオピアの先人は凄いなと思いました。
ではでは。
Au revoir :-)